MEDIAEDGE

お客様導入事例
有限会社ルーツ様

中継箇所の多い生中継で
MEDIAEDGE LEB / Decoderが力を発揮!

有限会社ルーツ様

長野市を本拠点に、地元テレビ局の番組制作や技術協力を行っておられます。 また東京の拠点でも、在京キー局やプロダクションの技術協力も行っておられます。

システム概要

中継先で制作したHD信号をMEDIAEDGE LEB へSDI入力、インターネット回線を利用し受信拠点へ伝送、MEDIAEDGE Decoder からの出力信号をパブリックビューイングやテレビ放送に使用しています。

VPN 回線を利用することで全国各所から安定した伝送を可能に

MEDIAEDGE LEB / Decoder での伝送運用は北は宮城県、南は沖縄県と長野県の間で実績があり、各地域から大きな問題もなくほぼリアルタイムのライブ伝送を実施してきました。
NTT東日本のエリア内においては閉域のIP ネットワークを利用、また東西を跨ぐ伝送においてもきちんとしたVPN を構築しMEDIAEDGE LEB のFEC 機能を併用することで、より冗長性の高い伝送を可能にしてきました。

ご担当者様からのコメント

有限会社ルーツ メディア事業部 宮嵜 芳之 様

昨今、インターネット回線、とりわけ携帯電話の回線を利用したHD 映像の伝送方法が多く用いられるようになってきました。
公衆回線について回る問題として「ベストエフォート」があります。
機動性においては携帯回線にはかないませんが、準備期間がある場合はフレッツ回線と、このMEDIAEDGE LEB / Decoder を利用することにより、より冗長性の高い伝送を行うことができます。
閉域のIP ネットワークではない通常のインターネット回線を使用時でもVPNを構築することにより、九州からでも沖縄からでもHD の伝送を可能にしています。
とりわけLEBエンコーダのFEC機能は絶大な効果があり、遅延をかけても確実に伝送したい時にはその威力を発揮します。
ご承知の通りテレビ局において中継を実施する際、FPUやSNGといった回線数には限界があります。
そういった場合、昨今ではIP回線が使用されることが多く、当社でも現在、松本市のスタジアムで行われているJ リーグ公式戦のピッチENG取材の映像をHDワイヤレス伝送装で同スタジアムのラック室まで飛ばし、そこからMEDIAEDGE LEB/Decoderを使用して長野本社へ生伝送しています。
今後も携帯回線とFPU/SNG回線の中間として、生中継などにこのMEDIAEDGE LEB/Decoderを多く利用できればと思います。