MEDIAEDGE

お客様導入事例
株式会社 御前崎ケーブルテレビ様

機器更新のタイミングで、コストダウンを実現すべく地元メーカー製機種からMEDIAEDGE-APMに変更!

株式会社 御前崎ケーブルテレビ様

海と灯台の街、御前崎市は静岡県の中西部にあります。御前崎は東に駿河湾を南に遠州灘を望む岬で、最南端には御前崎灯台が建っています。そんな御前崎市一円を視聴エリアとし、MEDIAEDGE-APMを使用して放送を行っているのが、ケーブルテレビ局「御前崎ケーブルテレビ(まおまお)」様です。現在、市内約11,000世帯のうち視聴世帯数は約7,000世帯。週2本の地域情報番組(30分間)を中心に、地元・御前崎の情報を発信しておられます。

放送課 課長 揚張 虎生介様(写真左)<br>放送課  横山 翔様(写真右)

放送課 課長 揚張 虎生介様(写真左)
放送課  横山 翔様(写真右)

更新ギリギリで、MEDIAEDGE-APMに変更決定

御前崎ケーブルテレビ様が、MEDIAEDGE-APM導入前に使用していた機器は度導入から10年が経過しており、日々の何気ない操作を行うのに機器がフリーズしたのでは?と感じるほど長い待機時間を要するようになっていました。時には1クリックで5分程度待たなければ次の操作が行えないほどだったそうで、当日に編成の変更がある時などはスタッフの誰もが機器の操作を避けたがるほどでした。
ようやく機器更新の時期が到来した時には、後継機を導入するべくプレゼンテーションやデモも済ませ、あとは会社の意思決定を待つばかり……というところまで来ていたそうです。
しかしながら、会社からは「もう少しコストダウンできないか?」と指示があり、加えて「操作がきちんと理解できるなら、既存機器との共通性や互換性はなくても良いのではないか」という打診があり、すべてを白紙に戻して再検討することに。

そして販売店が新たに提案したのが、MEDIAEDGE-APMでした。

東日本大震災を機に、迅速に変更可能な機材のニーズ高まる

御前崎ケーブルテレビ様が更新後の 機器で優先したかったのは、局の規模感にマッチした「フットワークの 軽さ」。
操作を複雑にして放送事故リスクを回避するよりも、収録から 放送までストレスなく動作し、軽快 に操作できるフィーリングだったのです。

MEDIAEDGE-APM のデモ 時にその「軽さ」を感じ、「フットワークが軽くなるなら、全く新しい操作 系になっても良いのではないか」と考えるに至りました。

加えて、2011 年に発生した東日本大震災を踏まえた課題への対応もあります。いかにして緊急時の対応を より迅速に行っていくか。放送すべき素材が集まっているのに、機材の都合で放送が遅れるという事態は絶対に避けねばなりません。また、必ず同じメンバーが操作するわけでもないので、経験が少ないスタッフでも最低限の操作ができる必要も出てきました。 高い操作性が特徴のMEDIAEDGE-APM 導入に伴って、緊急時のスムーズな対応や体制づくりを加速させたいとの思いがあったそうです。

超シンプル操作とインターフェイスで使い勝手も抜群!

MEDIAEDGE-APM の操作は「本当に正しい操作だよね?」と少々不安になるほどシンプルで簡単、と語る揚張さまと横山さま。
その秘密は、ひとつの画面にあらゆる情報を詰め込んだインターフェイスにあると言います。情報過多のように見えて、実は複数の情報を並行して確認できて使いやすいのだとか。
特に秀逸なのが、一日のタイムテーブルが0時スタートで1 本の帯になっている点。 また、映像データを編成に反映させる時間が大幅に短縮されると同時に、経験が浅いスタッフでも普通のパソコンを操作する感覚で編成作業ができるようになりました。
これにより、複雑な操作が嫌で敬遠していたスタッフも「これは簡単で使いやすい」と操作してくれるように。
放送のプロの視点からは、パソコン的な操作に少々不安も感じつつも、そうした点が操作のハードルを下げている点を理解した上で好意的に受けて止めてくださっていました。

番組編成にスピード感が生まれ、急な番組変更も可能に

MEDIAEDGE-APM を使用するようになってから、フレキシブルな対応が求められる現場での対応が、とても楽になったそうです。

例えば、市議会中継で議会の終了時間と放送の終了時間が合わないケースがありました。ズレて余った枠をどうするか、ちょっとしたストレスだったそうです。それがMEDIAEDGE-APMを導入してフレキシブルな操作、放送が可能になったことで「次の番組開始までしばらくお待ちください」といったフィラー映像の放送が減少し番組編成にスピード感が生まれ、急な番組変更も可能になったそうです。
同時に、視聴者の方に とってもストレスなくご覧いただけるようになったのではないか、と考えておられました。

MEDIAEDGE-APMを導入した現在は、時間が30分余ったら現場で別のコンテンツを放送することを決め、即時対応が実現しています。こうした臨機応変な対応力とスピード感は、万が一の災害時対応などにおいても大きな効果を期待しているそうです。

今後もMEDIAEDGEは、販売代 店とともに、御前崎ケーブルテレビさまをトータルにサポートさせていただきます。

ご担当者様からのコメント

日常的に触りやすいインターフェイスに満足!

MEDIAEDGE-APMは、日常的に触って欲しいというのが伝わってくるインターフェイスだと思います。従来機に比べると、機器と我々の距離感が近いと感じますね。ただ、シンプルで経験が浅くても操作できる分、細かい部分で融通が利かない点もあります。
例えば、テロップの位置をあとほんの少しだけ右にずらしたい、フォントサイズをほんの少しだけ小さくしたい、といった点。こうした小さなことだけど、技術者がこだわる点の要望もかなえてくれると嬉しいですね(笑)
将来的にはぜひメディアエッジさんから4Kの編集機を出して欲しいですね。今後もいろいろと無理なお願いをするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

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