■妥協なしの品質を追求

■変換精度

映像変換の精度について、Phabrix社のSxという測定器を使用して画質検証を行いました。
左の写真は信号発生器の出力をケーブル直結で直接波形モニターに接続した波形です。
右の写真はVideoProの VPC-SH2STDとVPC-HS2STDを接続して測定した波形です。
上段の信号レベル・下段のベクトルスコープどちらの結果も全く同じで、SDI⇨HDMIとHDMI⇨SDIの変換が正しく行われていることがわかります。
デジタルだからあたりまえと思われる場合もあるかもしれませんが、意外とここは奥が深く、正しく変換ができていない製品があることが現実です。

■VideoPro3/5シリーズの特徴

１）BoxCenterでの設定やファームウェアのアップデート用に従来はMiniUSB仕様であったコネクタをスマートホンなどで使用されるMicroUSBに変更し、ケーブルの入手性を高めました。（ケーブルはお客様でご用意いただく必要がございます）

２）付属のACアダプターだけでなくUSB給電でも動作するようになりました。これによりモバイルバッテリー（5V仕様）による運用も可能になりました。
（同時使用の場合はACアダプタが優先されます。全てのモバイルバッテリーでの動作を保証するものではありません。）

３）取付金具の着脱が可能になりましたので設置の自由度が大きくなりました。

４）スリムデザインを採用し、従来機種より本体の厚みが5㎜薄くなりました。

5）ディップスイッチで設定がわかりやすくなりました。

■パターンジェネレーター機能

スケーラ搭載（VPC-HS2EAは除く）の機種には、SG機能によるテストパターンを表示する機能を搭載。
VideoProシリーズのコントロールソフトウェアから、テストパターンを表示。別途、専用機器を用意することなく現場での調整が可能です。