MEDIAEDGE

お客様導入事例
公益社団法人 京都市観光協会様

京都総合観光案内所からリアルタイムな混雑状況を
「もっと!つながるサイネージ」を利用して観光客へ発信

公益社団法人 京都市観光協会様

公益社団法人 京都市観光協会様は、観光庁が2017年11月に初めて登録した「日本版観光地域づくり法人(DMO)」の41法人の1つで、認定以来、京都市版DMOとして行政や関係諸団体と連携しながら京都の観光振興に取り組まれています。

また、京都市域において唯一観光振興を目的に活動する団体として、京都の玄関口となるJR京都駅ビル2階にある京都総合観光案内所(京なび)の運営をはじめとして、京都ならではの観光資源を活用した事業実施や観光情報の発信など、国際文化観光都市「京都」の持続的な成長を目指した取組を積極的に推進しています。

JR 京都駅ビル2階にある京都総合観光案内所(京なび)

お客さまの課題

コロナ禍で落ち込んだ観光需要の回復のため、安心・安全・快適で持続可能な京都観光の実現に向けて、観光地の混雑状況を伝えることができる情報提供の整備が必要でした。
これまでは、個人を特定できない形で提供されるスマートフォンの位置情報と、天気、曜日、時間などのビッグデータをもとに混雑状況を観光快適予測度としてWebページに掲載されていました。

次に、観光客が多数訪れる京都市域の中から9ヶ所(2022年4月時点)にライブカメラを設置し、その映像をYouTubeでリアルタイムに配信することで、視覚的にも混雑度を見えるようにされました。
これらの情報は、スマートフォンをお持ちの方であればどこからでも見ることは可能ですが、スマートフォンを持っていない方でも見ることができないか検討されていたそうです。

京都総合観光案内所ではスマートフォンを持たない方や、実際に情報を対面で確認したい観光客の方が訪問されることが多いため、Youtubeのライブカメラ映像を活用して発信できるツールを求めていました。
すでに2種類のサイネージシステムを5台のモニターで運用されており、増設にあたって3つの問題を解決する必要がありました。

1. サイネージの更新作業をシンプルにしたい。
2. 機器増設は最小限に抑えたい。
3. 限られた予算内に収めたい。ランニングコストも抑えたい。


MEDIAEDGEからのご提案

・Youtubeの配信映像をそのまま利用できるサイネージ
「もっと!つながるサイネージ」は、サイネージコンテンツの一つとしてYouTubeのURLを利用できますので、すでにYouTubeで配信されている京都市内9ヶ所のライブカメラの映像をそのままサイネージコンテンツとして利用することができます。

・新規設置と既設の拡張いずれにも対応可能
新規に設置するモニターについては、AndroidTV 対応の法人向け業務用ブラビアを選定することで、特別な機器を増設する必要もなくデジタルサイネージの利用が可能になります。
また、すでに設置しているモニターについては、「もっと!つながるサイネージ」専用セットトップボックスである「つながるプレイヤー」を接続することで利用が可能になりますので、既設のモニターも活かすことができます。


・コストを抑えて効率的なサイネージを実現
シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースを備えた「もっと!つながるサイネージ」は、クラウドベースのサイネージシステムですので、新規にサーバーなどを導入いただいたり、専用の回線工事をする必要がありません。インターネット環境があれば、お手元のパソコンやタブレット、スマートフォンからすぐに始めることができ、かつシンプルで使いやすいため、専任の担当者を必要としないコストパフォーマンスに優れたサイネージシステムです。


今回当社からご提案させていただいた「もっと!つながるサイネージ」は、お客様が必要とされていたYoutube配信映像をサイネージコンテンツとして利用できるという最大の条件をクリアしていたため導入を決めていただいたとのこと。

Youtubeでのライブカメラ映像は上下で、エリアに分けて配信しています

観光地の混雑状況がひと目で分かる市内9ヶ所のYoutubeでのライブカメラ映像については、新規に増設した上下2台のブラビアでリアルタイムに配信しています。

また、すでに設置されている5台のモニターには、「つながるプレイヤー」を導入し、合計7台のデジタルサイネージを使用して訪問いただいた観光客の方々にイベント等の情報発信を行っています。

コストを抑えることができただけでなく、シンプルで使いやすいユーザーインターフェースにより、案内所内のすべてのサイネージ端末を管理できることになったことで作業も楽になり、非常に良かったとコメントをいただきました。

「もっと!つながるサイネージ」を運用し簡単更新を実感

クラウドサービスでご提供させていただいている「もっと!つながるサイネージ」は、すべての操作をパソコンやスマートフォン、タブレットなどのブラウザから行うことができますので、サイネージコンテンツの更新などの操作をどこにいても行うことができます。

今回導入いただいた京都総合観光案内所では専任の担当者を設けることなく、各コーナー担当者がそれぞれのアイデアを活かしてコンテンツの更新を行われているとのこと。操作が簡単なことと、担当者の端末で更新が可能なので使い勝手が良く、従来のシステムに比べて運用がとても便利になったそうです。

また、従来のデジタルサイネージで使用していた既存のコンテンツについても新システムへ引き継ぎが容易であったため、非常に助かったとの評価をいただきました。

 

各種イベント等の動画も活用し魅力向上を目指して

京都総合観光案内所に設置されたサイネージは、観光客の目に留まりやすい案内所の入り口に設置することでアイキャッチになっており、イベント情報や各観光地の見所の紹介の他、新型コロナウイルス対策関連の情報も表示しています。また、所内中央には市内のライブカメラ映像を表示しており、多くの観光客の方が足を止めて各種情報を見ていただけることから、新たに導入したデジタルサイネージの効果を実感されているそうです。

 京都市観光協会様のYouTubeチャンネルでは、ライブカメラ映像の他に各種イベントなどの動画も季節に合わせて配信されています。

今後はこれらの動画もサイネージコンテンツとして活用するなど、観光に来られたお客様により一層タイムリーな情報を提供してきたいと考えられているとのこと。

運用イメージ

京都市観光協会様 今後の取り組み

観光情報の告知にサイネージを利用されていますが、まだまだ紙媒体のポスターが主流を占めています。ポスターの場合、掲示できるスペースに制限がありますが、サイネージであればより多くの情報を即時に表示することが可能となりますので、サイネージの特性を活かした効果的な情報発信をされたいとのこと。

今後、ライブカメラの拠点を増やすだけでなく、最新のイベント情報などを「もっと!つながるサイネージ」を活用して、観光案内所を訪れる方々にお届けできればと考えられているそうです。

公益社団法人 京都市観光協会
HP:https://www.kyokanko.or.jp/
電話:075-213-1717