-
MPEG4/2/1リアルタイムエンコーダ/デコーダ
MVR-D4000
特長
リアルタイム・エンコード
ビデオおよびオーディオ信号をリアルタイムに圧縮し、PC のハードディスクに記録します。エンコードされたデータをユーザープログラムにメモリ上で引き渡すことも可能です。
リアルタイム・デコード
記録されたファイルをハードディスクから読み出し、伸長してビデオ信号に戻します。デコードすべきデータをユーザープログラムからメモリ上で引き取ることも可能です。
MPEG1/2/4 に対応
ビデオの圧縮方式は、MPEG1/2/4 を使用可能。用途に合わせて使い分けることができます。
MEDIAEDGE2 に対応
ネットワーク型ビデオ配信・表示システム MEDIAEDGE2 のライブビデオ配信用入力デバイスとして使用できます。MPEG4 に対応しているので、限られた帯域の中で高画質の映像を配信することができます。
3.3V PCI スロットに対応したロープロファイル基板
拡張性の限られる 1U サーバーなどへの装着も考慮したロープロファイル対応の基板サイズ。5V PCI スロット、3.3V PCI スロットの両方に対応しています。
※3.3V スロットの場合でも、5V 電源端子には 5V が供給されていることが必要です。
仕様
ビデオ入出力 |
NTSC/PAL |
---|---|
S/コンポジット複合端子(ミニDIN7ピン)(Sケーブルを接続、又は付属のピンジャック変換ケーブルによりコンポジット信号を接続) |
|
S/コンポジット複合端子(ミニDIN7ピン)(Sケーブルを接続、又は付属のピンジャック変換ケーブルによりコンポジット信号を接続) |
|
なし |
|
オーディオ入出力 |
ステレオミニジャック入力インピーダンス 25kΩフルスケール入力レベル 2Vrms |
ステレオミニジャック |
|
32kHz, 44.1kHz, 48kHz |
|
16ビット |
|
MPEGエンコード/デコード |
ISO/IEC 14496-2(MPEG-4) |
Simple Profile@L1〜L3(MPEG4) |
|
NTSC |
|
MPEG4 Full-D1/VGA(2M~15Mビット/秒) |
|
25fps PAL29.97fps |
|
IBBP(M=1~3, N=1~30 で指定可能) |
|
ISO/IEC 11172-3 Layer 2 |
|
128, 160, 192, 224, 256, 320, 384Kビット/秒 |
|
ISO/IEC 13818-1 MPEG2 プログラムストリーム/トランスポートストリーム |
|
使用資源 |
PCIコンフィグレーション時に割り当てられる1つ |
PCIコンフィグレーション時に割り当てられる140Kバイト |
|
消費電流 |
+5V 1.4A、 +12V 0.04A、 -12V 0.04A |
使用可能温度範囲 |
5 ~ 45℃ |
外形サイズ |
145(W) × 64(D)mm ※突起物は含まず |
質量 |
73g (付属品を除く)参考: Fullサイズブラケット 13g |
複数枚ボードの同時使用
1台のPCに複数枚のMVR-D2000をインストールし、同時に使用できます。論理的には64枚までですが、実際にはバスやCPUやHDDなどの能力により、またビットレートにより、2~6枚が上限になります。ただし、PC画面上に同時表示するオーバーレイの数は、グラフィックスボードの制約から、1個のみになります。残りのボードは、ビデオ入出力のみでご使用ください。
※ 仕様は予告なく変更することがあります。
動作環境
CPU |
Pentium II 400MHz以上 |
---|---|
PCI |
空きPCIバススロット(Ver.2.1以上)がひとつ以上必要 |
メモリ |
128MB以上 |
表示モード |
640×480以上 , 16bit color以上(オーバーレイ表示機能はありません) |
対応OS |
Windows 2000 Professional 日本語版/英語版+SP4 |
対応ビデオサーバー |
MEDIAEDGE-SVS2 |
開発キットの開発環境 |
VisualC++ 6.0 , VisualC++7.1(Visual Studio.Net 2003) , VisualBasic 6.0 |