MEDIAEDGE

お客様導入事例
日本トーター株式会社様

群馬県前橋競輪場のレース ゴール入着選手をQDCAMでハイスピード撮影

日本トーター株式会社様

1982年4月創業以来、主に公営競技の企画、運営及び開催受託に関する業務並びにコンサルタント業務の他、各種情報通信システム・映像音響システムの設計、構築、販売、賃貸、レンタル、保守及び運用に関する業務を行われております。
公営競技場のTV室業務は2011年度より取り組みを開始され、前橋競輪場では2013年度からTV室業務を運用開始されております。

今回、ゴールシーンでの入着選手情報をお客様へ的確に伝えるため、QDCAMを選手ゴール後のハイスピード映像撮影用カメラシステムとしてご採用いただきました。

 


生方様

日本トーター株式会社​
前橋競輪事業所

生方様

お客さまの課題

前橋競輪場 TV室システム・機材の更新に伴い、鮮明にゴール線と入着した選手が分かる映り、ゴールしたと同時にキューアップ出来る製品を求めていました。​


MEDIAEDGEからのご提案

・QDCAMの鮮明な映像​
4 倍速のハイスピード撮影 (FHD) により、滑らかなスローモーション再生や精度の高いゴール撮影が可能になります。​

・グローバルシャッター CMOSイメージセンサー搭載​
速く動く被写体も歪まないグローバルシャッターCMOSイメージセンサー搭載​
ローリングシャッター で起こる歪がまったくないので競輪レースの速い 動きの撮影に適しています。​

​グローバルシャッター搭載スポーツ向けハイスピードカメラ​「QDCAM」をご提案させていただきました。​

導入選定のポイントは映像の鮮明さ

導入の選定となったポイントは、カメラ の鮮明さが第一条件でした。​

前橋競輪場は屋内ドームのため、日差しや天気などの太陽の光には影響されないものの、スローモーション映像が暗くなりがちでした。その為、ゴールシーンで車輪の先端は映るものの少し明るさが欲しいと思っていました。​

・ゴール入着選手がわかること​

・ゴール入着選手が接戦でもコマ送りで入着順がわかること​

・シャッタースピードを上げても鮮明度を追求できること​

主にこの3つの条件をクリアできるカメラシステムを探していました。​

QDCAMを導入して驚いたのは、映像の鮮明さでした。スローモーションでのゴールシーンでは自転車のスポーク1本1本が歪まず、綺麗に確認できたところです。導入した際に実況アナウンサーの方が画質が綺麗になったとお話いただきました。放送毎に見ている方が気が付くほど綺麗になったことは大きいです。​

​第一条件にあげていた、映像の明るさを獲得できる上に、QDCAMは動く被写体に対して歪みが生じないグローバルシャッターCMOS撮像素子を採用しているため、スポーク1本1本も歪むことなく綺麗に映し出すことで更に鮮明に映し出すことが可能になります。今回1番評価頂いたポイントです。​

ゴール真上に設置されたQDCAM

今回、導入にあたりオプション開発でMUSASHI MDC-70Tコントローラーとの連携をお願いしました。​
録画中にIN点が打て、放送で見せる際にIN点から再生できること、コントローラーにはTバーでコマ送りが調整できることなどリクエストいたしました。​
Tバーを使用することが多いため、今までボタンで操作していたところから、使い勝手がよくなりました。​
今回リクエストでMUSASHI MDC-70TのJOG/SHTTLE等の制御をRS422でQDCAMと連携するため、オプション開発させていただきました。​
使い勝手が希望の形になったといただきました。​

当初考えていた他社製カメラでは機能面の他に予算も合わず検討対象外に、QDCAM一択でした。​
通常高額なカメラレンズについてはQDCAMですと、マイクロフォーサーズをレンズが使えるためデモでは様々なレンズでテストをリクエストいたしました。​
単焦点レンズですと画角が決まってしまうため、今回Panasonicのズームレンズを採用しています。​
通常このようなカメラシステムでは2000万以上するところ、QDCAMではハイスピード撮影カメラシステムとしてコストを抑えて予算で導入することが可能です。​
マイクロフォーサーズレンズを使用することも可能です。今回、レンズコストも抑えられるので非常に良かったと評価いただきました。​​


日本トーター様 今後の取り組み


今後の活用方法の1つとして、ゴール入着順のスローモーション撮影に使用するだけではなく、​
選手の顔(表情)も中から撮影してアップにして写すなど、スローモーションでのレースの躍動感を出せるのではと考えています。​
​公営競技におけるあらゆる業務を最高の品質で提供しております。今後はニーズを汲みながらTV室業務を展開し、公営競技場における様々なソリューションを実現してまいります。​