MEDIAEDGE

QDCAMが北海道日本ハムファイターズの新球場に映像分析用カメラとして採用されました

2023年3月20日

MEDIAEDGE株式会社が開発、販売しているスポーツ向けハイスピードカメラ「QDCAM」と、録画/再生切換型スローモーションサーバー 「QDVS-1000」が、2023年3月に開業する北海道日本ハムファイターズの新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」において、選手のプレイを分析する映像分析システム用の撮影装置として採用されましたのでここにお知らせいたします。

QDCAMは、球場内各箇所に10機配置され、それぞれの映像は球場内に敷設されたケーブルを介して分析室まで届けられ、QDVS-1000を使ってNASに収録されます。
ピッチャーとバッターについて、それぞれを前後左右の4台のカメラにて1球ごとに240fpsのスロー映像を収録し、露光タイミング迄同期した4つの映像を合成して1枚の映像を生成。コマ送りや静止させても時間位置(フレーム番号)が同期した4つの映像を見ることができます。

この仕組みを使って、各選手のフォーム修正や改善等にご利用いただき、チーム力向上のための戦略的な分析にご活用いただきます。

特徴

1.マルチカメラ露光同期システム

カメラケーブルの長さの違いに依存せず、複数カメラの露光タイミングを高精度に同期させます。(日本特許第6635635号)その精度は、1000万分の1秒以下(バットスイングだと0.00278mm以下)のズレとなり、将来さらに精密な分析を行うことになっても、対応することができます。

2.マルチカメラハイスピード映像同期再生システム

QDCAMとQDVS-1000録画/再生機を連動させることにより、露光タイミングまで合わせた複数カメラの映像を同期・合成させて、1球毎に切り出します。コマ送りや静止画も時間位置(フレーム番号)が合った状態でバッターやピッチャーの前後左右からの映像を確認・分析することができます。

3.画像認識技術による自動RECトリガー

今回、投球毎に収録を行うための録画開始点を制御するトリガー信号の自動生成を実現いたしました。
画像認識による1球切り(1球毎に切り出す仕組み)は、AIを活用して高い精度で、実際の投球・牽制球等を検出することができます。それを元に、各カメラの録画開始点のトリガー信号を発報し、自動で1球毎のデータを作成することが可能になります。


MEDIAEDGE株式会社では今後もスポーツ分野などにおいて、QDCAMを活用した240fpsでの映像の利用をご提案させていただき、スポーツでの育成・強化の一助となりますよう努めてまいりたいと考えています。

製品のご案内

QDCAM ハイスピードカメラ

QDVS-1000 録画/再生切替型スローモーションサーバー

ベース・ユニット 光伝送装置

カムサイト・ユニット 光伝送装置

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